自作キーボードにまったく興味がない人には、このタイトルに並んでいる単語は完全に意味不明だとは思いますが、単語の意味としては、
元々は、東プレの「静電容量無接点方式スイッチ」で使われているもの
他には、メンブレン方式、パンタグラフ方式などがある
それぞれの単語をもっと知りたいという人はググってください。
で、今、私は自分の使いたいキーボード配列を採用しているキーボードが売っていないため、ないならば自分で作ってしまおうと思い立ったわけです。
ちょくちょく「自作キーボード」についてはTwitterなどでタイムラインに出てくるので、ちょくちょく見たり聴いたり(はあまりないか)していたわけなんですが、実際に作ろうと思い情報収集を初めてみました。
まず最初に必要なのは、キーボードのレイアウトを決定付けるコントローラーチップの乗ったPCB(Printed circuit board:プリント基板)が必要だという事が分かりました。
そこで、自作キーボードと言えばここ!というくらい有名な秋葉原の自作キーボード専門店「
遊舎工房」を見てみると2択という感じになっています。
ひとつはツールでキー配列を自由に設定出来るが、キースイッチを自分で半田付けしないと使えるようにならない「
DZ60 REV3.0」、もうひとつはキー配列は固定だが、キースイッチがソケット化されていて半田付けなしで使えるようになる「
DZ60 RGB V2」。
まずはこれだけ注文しました。
遊舎工房さんは日本からなので、翌日発送されたんですがクリックポストなので届くまで3日くらいかかりました(海外からに比べれば全然速いですが)。
くわしいやり方は、サリチル酸さんの
Blog記事を見ながら行いました。
正常に書き込みが行えたら、
VIAというツールでキー配列を作っていきます。
独立したvim準拠のカーソルキーが欲しかったのでこんな感じの配列にしました。
次に必要なのが「キースイッチ」だと思い、先ほど出てきた遊舎工房さんのサイトや、中国のキーボード専門ECショップ「
KBDfan」さんなどを見ていたのですが、ネットをうろうろしていて見つけたのが、東プレで有名な静電容量方式を使ったメカニカルスイッチでした。
これを使ったキーボードを売っているのが、タイトルにもある「
Varmilo」というメーカーです。ちなみに読み方は「アミロ」です。
静電容量方式が好きなのでこれを使いたいと思ったのですが、どうもこれはスイッチだけの販売をしていない模様。あと、自作キーボードDiscordで訊いたところCherryMX互換ではないとの情報を得たので、以前試しに「
Varmiloお試しセット」というのを、キーボード販売サイト「
ふもっふのおみせ」から買っていたので(お試しセットが580円で、送料が880円だった…)、
DZ60 REV3.0で試してみたところ、4つ入っていた静電容量メカニカルスイッチのうち、クリッキーな緑軸(Ivy)だけ反応しました。
ちょっと一瞬、脳裏を「お試しセットを必要なキーの数だけ買えばイケ…る?」と過ぎりましたがコスパが悪すぎるのと、個人的にクリッキーなスイッチが好きではないので思いとどまりました(それなら
Varmiloが売ってる、このスイッチを使ったキーボードを買って、半田ごてを使ってスイッチを外したほうが安上がりかも?)。
今はマルツからキースイッチをソケット化する
ピンソケットが届くのを待っているので、これが届いたら使えるか試してみて、イケそうなら
え?ケース?ケースは、いいのが見当たらないので、ボトムプレートにしたいと思っているのですが、あまり需要がないらしく、みなさん自分でアクリルパネルなどを指定サイズに切り抜いて貰うサービスを使っているみたいなので、どうしてもボトムプレートにしたい場合は私もそれで行こうかなと思っています。
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