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キースイッチが来ました

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 遊舎工房に注文していた「 Kailh Box Silent 」が届きました。 これは、数多あるスイッチの中でも軽い部類に入る、CherryMX赤軸よりもさらに軽い静音スイッチです。どれくらい静音かというと、CherryMX赤軸の10分の1くらいの音しかしません。というよりも、指がキーに当たった音や、底打ち音がするだけでスイッチ自体の音は全くありません。 かなり軽い打ち味のキーボードになるので、ちょっとバクチっぽくなるのですが、私は軽いキーが好きなので攻めてみました。スイッチの実装はソケットにしたので、気に入らなかったら他のキーに入れ替える事も出来るので、このスイッチが気に入っててもいろいろ試してみたい気持ちはあります。 この、キーをすでに購入してソケット化しておいたPCB(DZ60)に装着してみるとこんな感じになります。 このレイアウトの特徴は、右下の5つのキーです。右から4つがvimレイアウトのカーソルキーになっています。そのまま左から「左、下、上、右」カーソルキーになります。5つのうち一番左はCtrlキーです。 これにキーキャップを装着するとこんな感じになります。 矢印のキーキャップは、次に作るキーボード用に取っておくので、適当なキーを装着していますが、ちゃんとvimレイアウトのカーソルキーとして使えています。

Varmiloの静電容量メカニカル

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自作キーボードにまったく興味がない人には、このタイトルに並んでいる単語は完全に意味不明だとは思いますが、単語の意味としては、 Varmilo          中国のメカニカルキーボードメーカー           https://en.varmilo.com/keyboardproscenium/ 静電容量          キーボードのスイッチが押された事を検知する方式          元々は、東プレの「静電容量無接点方式スイッチ」で使われているもの           https://www.realforce.co.jp/features/ メカニカル          キーボードの物理的な仕組み          他には、メンブレン方式、パンタグラフ方式などがある それぞれの単語をもっと知りたいという人はググってください。 で、今、私は自分の使いたいキーボード配列を採用しているキーボードが売っていないため、ないならば自分で作ってしまおうと思い立ったわけです。 ちょくちょく「自作キーボード」についてはTwitterなどでタイムラインに出てくるので、ちょくちょく見たり聴いたり(はあまりないか)していたわけなんですが、実際に作ろうと思い情報収集を初めてみました。 まず最初に必要なのは、キーボードのレイアウトを決定付けるコントローラーチップの乗ったPCB(Printed circuit board:プリント基板)が必要だという事が分かりました。 そこで、自作キーボードと言えばここ!というくらい有名な秋葉原の自作キーボード専門店「 遊舎工房 」を見てみると2択という感じになっています。 ひとつはツールでキー配列を自由に設定出来るが、キースイッチを自分で半田付けしないと使えるようにならない「 DZ60 REV3.0 」、もうひとつはキー配列は固定だが、キースイッチがソケット化されていて半田付けなしで使えるようになる「 DZ60 RGB V2 」。 キー配列を自分で決めたいので自作しようとしたので、PCBは「 DZ60 REV3.0 」にしました。 まずはこれだけ注文しました。 遊舎工房さんは日本からなので、翌日発送されたんですがクリックポストなので届くまで3日くらいかかりました(海外からに比べれば全然速いですが)。 届いたので、 QMK Toolbox というツール