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7月, 2023の投稿を表示しています

キーボードファームウェアのVial化

キーボードのファームウェアをVial化するための大きなポイントを記録に残しておく。 「keymap/vial/rules.mk」に下記を記述する。 VIAL_ENABLE = yes 「keymap/vial/vial.json」を作成する。 テンプレートは下記。 { lighting: none, matrix: { rows: (row数), cols: (col数) }, layouts: { keymap: [ (KLEからダウンロードしたJSONの「name」以外のデータを貼り付ける) ] } } 下記コマンドでキーボードGUIDを生成し、「keymap/vial/config.h」に追記する。 $ python3 util/vial_generate_keyboard_uid.py 「keymap/vial/config.h」に下記アンロック設定を追記する。 数字を変更すると、アンロックするキーコンビネーションが変わる。 #define VIAL_UNLOCK_COMBO_ROWS { 1, 0 } #define VIAL_UNLOCK_COMBO_COLS { 1, 1 }

Mac+コンテナ+GitHubクローン’

 タイトルだけだとなんのこっちゃ分からないが、私の家のネットワーク環境で起きていた現象について、事の顛末をblogにして残しておこうと思います。 事の発端は、家で使っていたWi-Fiルーターを買い替えた事でした。 それまでも、ちょくちょくネットワークの調子が悪い時があり、ネットワークが切れる事が頻発していました。ちょうどその頃、Amazonがブラックフライデーセールを行っていたので、これはいい機会ということで、新しいWi-Fiルーターに買い替えました。 そして年が明け…。 Wi-Fiルーターを交換した当初は、仕事ではMacのコンテナ環境は使っておらず、SSHでサーバーに繋ぎ、その上で作業をしていたので、Macで建てたコンテナ内から、GitHubのリポジトリをSSHクローンしようとしても出来ないことに気付きませんでした。 ある時、Dockerコンテナのメンテナンスをしようと思い、久しぶりに仕事用Macの電源を入れ、新たにコンテナを作成しようとした時に異変に気づきました。 MacでDockerコンテナを起動する時は、macOSのコンソールから直接起動することはせず、一旦MultipassでUbuntuコンテナを起動し、その中から開発環境用コンテナを起動していたのですが、その時もMultipassでUbuntuを起動し、久しぶりに開発環境コンテナを起動するためにGitHubからリポジトリをクローンしようとしたところ…出来ない。権限などのエラーを吐くのではなくて、反応がない。エラーを吐かないので、tcpdumpをしたり、GitHubの設定を見直したり、Macの設定や、Multipassの設定を見直したり、ネットワークの設定などをいろいろ確認したが、結局原因は分からず。 その時は時間がなかったので、コンテナのメンテナンスはWindowsのWSL2で行い、それ以降はWSL2上で仕事をしていました。 しかし、ここで私が5年ぶりにプライベートでMacを買うことになり、Macのコンテナ上で最近ハマっている自作キーボードのファームウェア設計をしたいので、なんとかこのクローン出来ない現象を解決しないといけない事態が訪れました。とりあえず、Macが自宅に到着してからダメ元でMultipassでコンテナを起動し、GitHubからリポジトリをSSHクローンしてみようとするのですが、当然ダメ。