キーボードファームウェアのVial化

キーボードのファームウェアをVial化するための大きなポイントを記録に残しておく。 「keymap/vial/rules.mk」に下記を記述する。 VIAL_ENABLE = yes 「keymap/vial/vial.json」を作成する。 テンプレートは下記。 { "lighting": "none", "matrix": { "rows": (row数), "cols": (col数) }, "layouts": { "keymap": [ (KLEからダウンロードしたJSONの「name」以外のデータを貼り付ける) ] } } 下記コマンドでキーボードGUIDを生成し、「keymap/vial/config.h」に追記する。 $ python3 util/vial_generate_keyboard_uid.py 「keymap/vial/config.h」に下記アンロック設定を追記する。 数字を変更すると、アンロックするキーコンビネーションが変わる。 #define VIAL_UNLOCK_COMBO_ROWS { 1, 0 } #define VIAL_UNLOCK_COMBO_COLS { 1, 1 }

Mac+コンテナ+GitHubクローン’

 タイトルだけだとなんのこっちゃ分からないが、私の家のネットワーク環境で起きていた現象について、事の顛末をblogにして残しておこうと思います。

事の発端は、家で使っていたWi-Fiルーターを買い替えた事でした。

それまでも、ちょくちょくネットワークの調子が悪い時があり、ネットワークが切れる事が頻発していました。ちょうどその頃、Amazonがブラックフライデーセールを行っていたので、これはいい機会ということで、新しいWi-Fiルーターに買い替えました。

そして年が明け…。

Wi-Fiルーターを交換した当初は、仕事ではMacのコンテナ環境は使っておらず、SSHでサーバーに繋ぎ、その上で作業をしていたので、Macで建てたコンテナ内から、GitHubのリポジトリをSSHクローンしようとしても出来ないことに気付きませんでした。

ある時、Dockerコンテナのメンテナンスをしようと思い、久しぶりに仕事用Macの電源を入れ、新たにコンテナを作成しようとした時に異変に気づきました。

MacでDockerコンテナを起動する時は、macOSのコンソールから直接起動することはせず、一旦MultipassでUbuntuコンテナを起動し、その中から開発環境用コンテナを起動していたのですが、その時もMultipassでUbuntuを起動し、久しぶりに開発環境コンテナを起動するためにGitHubからリポジトリをクローンしようとしたところ…出来ない。権限などのエラーを吐くのではなくて、反応がない。エラーを吐かないので、tcpdumpをしたり、GitHubの設定を見直したり、Macの設定や、Multipassの設定を見直したり、ネットワークの設定などをいろいろ確認したが、結局原因は分からず。

その時は時間がなかったので、コンテナのメンテナンスはWindowsのWSL2で行い、それ以降はWSL2上で仕事をしていました。

しかし、ここで私が5年ぶりにプライベートでMacを買うことになり、Macのコンテナ上で最近ハマっている自作キーボードのファームウェア設計をしたいので、なんとかこのクローン出来ない現象を解決しないといけない事態が訪れました。とりあえず、Macが自宅に到着してからダメ元でMultipassでコンテナを起動し、GitHubからリポジトリをSSHクローンしてみようとするのですが、当然ダメ。

そこで、去年まで使っていた調子の悪くなったWi-Fiルーターに交換してみると、なんと!SSHクローン出来るではありませんか。

そこで、これまたちょうど、AmazonプライムセールをやっていたのでNETGEARのIPv6に対応していないWi-Fiルーターが叩き売っていたので購入。先行セールだったので次の日にサクっと届きセットアップして繋いでみました。

クローン出来ない。

ブラックフライデーで購入したWi-Fiルーターだけの、特殊な現象ではなかったようです。このルーターは元が3万円以上するビジネス向けのルーターで、ポートフォワードなども一回設定した内容を後から編集出来たりして、かなり高性能だったのですが、GitHubからクローン出来ないのではそんな高機能はまったく霞んでしまっていました。

ここで、もうどうにも積んでしまったので、別の話題として某キーボード系Discordに「うちの使っているプロバイダは、一ヶ月のパケット使用量に1.2TBという上限があって、越えそうになると警告がくる」と呟いたところ、今のGb(ギガビット)対応プロバイダとかだと上限はもっと全然上だとのことで、プロバイダ変更を考え始めます。

そこでオススメされた「enひかり」というところに変えようと思い、IOデータのIPv6対応Wi-FiルーターをAmazonのプライムセールぎりぎりで注文しました(これは通常のセールが始まっていたので、配送がかなり遅くなった)。

と、そこでIOデータのWi-Fiルーターが到着するまでの間に脳裏を過ぎった、

PPPoE接続をWi-Fiルーターではなく、NTTからレンタルしているモデムでやったらどうだろう?

をやってみたところ………なんと、クローン出来てしまうではありませんか(2回目)。

なので、しばらくはモデムでPPPoE接続は行って、Wi-FiルーターはWANからLANへのルーティングと、Wi-Fi接続だけの用途として使うことにしました。

で、プライムセールで買った激安ルーターはWi-Fiが不安定なので、Wi-Fi接続は去年買ったルーターに戻しました。 

コメント

このブログの人気の投稿

ロープロファイルキースイッチ

キーボード作りデビュー

Outemuロープロファイルキーボード