キーボードファームウェアのVial化

キーボードのファームウェアをVial化するための大きなポイントを記録に残しておく。 「keymap/vial/rules.mk」に下記を記述する。 VIAL_ENABLE = yes 「keymap/vial/vial.json」を作成する。 テンプレートは下記。 { lighting: none, matrix: { rows: (row数), cols: (col数) }, layouts: { keymap: [ (KLEからダウンロードしたJSONの「name」以外のデータを貼り付ける) ] } } 下記コマンドでキーボードGUIDを生成し、「keymap/vial/config.h」に追記する。 $ python3 util/vial_generate_keyboard_uid.py 「keymap/vial/config.h」に下記アンロック設定を追記する。 数字を変更すると、アンロックするキーコンビネーションが変わる。 #define VIAL_UNLOCK_COMBO_ROWS { 1, 0 } #define VIAL_UNLOCK_COMBO_COLS { 1, 1 }

キーボード近況

最近使っているキーボードの紹介

GPK60-46SGR
GPK60-46SGR

まず最初が、配列が逆ハの字になっている、いわゆる「Alice配列」のキーボード「GPK60-46SGR」。
キーピッチは19.05mmで、標準ピッチ。
特徴としては、ProMicroに直接USBケーブルを挿すのではなく、USB-Cドーターカードを接続する。
本来はProMicroをPCBに直付するということになっているが、前回それでProMicroが逝って、取り外せなくなってPCBを一枚無駄にしているので、この写真の状態では抜き差し出来るコンスルーを使用。
使用しているキースイッチは、Gateron Silent Clear。
本当は、Kailh BOX Silent Pinkが欲しかったが、ディスコンになり市場がら消えているので、同じ特性のスイッチを探してこれに辿り着いた。
キーの重さは同じ35gfで、キー特性はリニア。
キーキャップはNPプロファイルの無刻印。




Nora FW

次が見るからに薄そうな「Nora FW」。
もともと同じ作者が「Johns」というキーボードを出していて、それの狭ピッチバージョンで、「Narrow Johns」→「Nora Johns」→「Nora」というダジャレとのこと。
これはウリが「狭ピッチにして60%ケースに可能な限りキーを詰め込んだ」というもの。
私は中央にスペースを設けて左右分離にする「FW」レイアウトにしている。
本来のFWレイアウトよりもキーを少なくして、ポリプロピレン板にカーボン柄ラッピングシートを貼って使っていないキースイッチ穴を塞いでいる。
使っているスイッチは、Kailh Choc v1 RedPro。
キーキャップは、人気の高いMBK Legend glow。




BROOKTEN

最後は、テンキーと磁石でドッキングする「BROOKTEN」。
テンキー部分は置き場所がないので使っていないが、4極の端子を持っていてI2Cで通信出来る磁気ポゴピンで合体することの出来るテンキーが付いてくる。
このテンキーのProMicro部分がかなりトリッキーなので、電子工作初心者にはちょっとオススメ出来ない。
このBROOKTENは、私の理想にかなり近く、右手側の上から二段目のキーが6個だったらエンドゲームしていたかもしれないキーボード。
なにがいいって、60%よりも若干小さいサイズと、2つのロータリーエンコーダが付けられること。
手元で音量を変えられるのは、かなり便利。
使っているスイッチは、Kailh BOX Silent Pink。
キーキャップは、GPK60-46SGRと同じNPプロファイル。

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