キーボードファームウェアのVial化

キーボードのファームウェアをVial化するための大きなポイントを記録に残しておく。 「keymap/vial/rules.mk」に下記を記述する。 VIAL_ENABLE = yes 「keymap/vial/vial.json」を作成する。 テンプレートは下記。 { "lighting": "none", "matrix": { "rows": (row数), "cols": (col数) }, "layouts": { "keymap": [ (KLEからダウンロードしたJSONの「name」以外のデータを貼り付ける) ] } } 下記コマンドでキーボードGUIDを生成し、「keymap/vial/config.h」に追記する。 $ python3 util/vial_generate_keyboard_uid.py 「keymap/vial/config.h」に下記アンロック設定を追記する。 数字を変更すると、アンロックするキーコンビネーションが変わる。 #define VIAL_UNLOCK_COMBO_ROWS { 1, 0 } #define VIAL_UNLOCK_COMBO_COLS { 1, 1 }

MacPro2013強化計画

メモリを64GBに増量

2014年の4月頃に、当時メインで使っていたMacBook Pro 15" mid 2010が、だいぶ処理速度的にツラくなってきたので清水の舞台から飛び降りたつもりで購入した「MacPro 2013」。このMacPro 2013自体が発売開始されたのは名前の通り、一年前の2013年。当時はガッチガチのApple信者だった私は、Unityなどで3Dもやろうとしていたので、3Dアクセラレーションするビデオカードを2枚積んでいるこの機種を購入しました。


とは言っても、一番下のランクのマシンで、唯一メモリを12GBから16GBにアップグレードしました。

とりあえず、このMacの処理速度は素晴らしく速く、特に3DにおいてはBlenderなどOpenGLに特化したアプリでは、他と比べても体感出来るくらいの速さがありました。例えば、数年後にWindowsにGeForce GTX1050Tiを入れたマシンとで、Blenderのアニメーションで比較したところ、GeForce GTX1050Tiでは紙芝居になってしまうところが、このMacPro 2013ではスムーズに再生されていました(GTX1050Tiがそれほど速くないというのはありますが…)。

この、メインマシンとして使ってきたMacPro 2013なのですが、2020年の春くらいにWindowsマシンをリプレイスしたタイミングでほとんど使わなくなっていました。さすがに7年前のマシンという事もあり、新しく組んだWindowsマシンと比べると、明らかに処理がモタるのを感じるようになっていました。

新しく組んだWindowsマシンはこんな感じです。




CPUも、メモリも、GPUも(多分)、完全に負けています。こんな感じもあり、元々このWindowsマシンはゲーム用に組んでいるので、メインマシンが完全にWindowsに移っていました。
しかし最近、仕事で使っているMacBook Pro 15" 2015のOSをCatalinaにアップデートしたところ、耐えられないくらい処理速度が遅く感じられるようになりました。
なので、ここはもう自前のMacPro 2013のメモリを増やして、これで仕事をしよう!という事にしました。そして、Amazonを見ていたら、詐欺のような(失礼)値段で64GBキットが売っているじゃないですか。


レビューを見ると、4つくらいのメーカーからどれかが送られてくるみたいな感じの、ちょっとギャンブル感のあるメモリなのですが、24,000円という信じられない値段なので注文してみました。
今のDDR4-2400くらいのメモリだと32GBで15,000円くらいなので、ちょっと安いくらいじゃないの?と思われる方がおられるかもしれないですが、このMacPro2013はCPUがXeonになっていて、普通のUnregisterdメモリが使えないのです。なので、めちゃくちゃ値段の高いRegisterdメモリになるので、おいそれとメモリの増設が出来ない状態でした。


これが、衝撃吸収エアキャップ付きの封筒に入って届きました。メモリがこんなに簡素な梱包で届いたのは初めてです。まぁ値段が値段なのでしょうがないと理解しておくことにします。ちなみに、この状態のモノが箱に入って来たのではありません。これが、このまま封筒に入っていました(笑)今後、MacPro 2013用のメモリが売れる可能性は低くなっていくことから、叩き売りが始まって いるのかもしれません。MacPro 2013ユーザーで、メモリが64GB未満の方はこの機会に買っておいてはいかがでしょうか。

ちゃんとしたメモリモジュールが届かなくても、こちらは一切保証出来ませんが(汗)

というわけで、ドライバーを全く使わずに開けられるMacPro 2013を開腹します(固定スイッチみたいなのをスライドさせ、カバーを持ち上げるだけ)。この画像は作業がしやすいようにMacPro 2013を寝かせてあります。


MacPro 2013は、結構有名だとは思いますが、内部は三角錐のような形になっており、みっつある角のひとつにI/Oパネルがあり、残りの2つにメモリモジュールが2枚づつ挿さります。

これが標準のメモリモジュールですね。めちゃくちゃ綺麗な片面実装になっています。これも美しさのためにこうしているのなら、恐れ入ります(汗)
この、標準のメモリモジュールを引き抜いてこいつを挿していきます。


MacPro 2013のメモリモジュール装着は、AT互換機によくある「斜めに挿してから起こす」という感じではなく、メモリモジュールの台座に素直にメモリモジュールを挿し込んだ後に、台座ごと起こすのでそれほどドキドキしません。
ハードウェアの柔軟性はまったくないですが、メンテナンス性は抜群(死語)です。

メモリモジュールを入れ替えた後にMacPro 2013を起動し「このMacについて」の「メモリ」タブを見てみます。

なんかいい感じっぽいです。おそらくこのMacPro 2013に投資するのはこれが最後になるかと思いますが、もうしばらく頑張って貰うことにします。


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